ノーベル賞関係の観光はCocoruuが興味津々で、友人がつきあってくれました。
市庁舎(写真)の英語ガイドツアーに参加すると、内部の見学ができます。
2階の会議場の天井は木で組まれていて(ヴァイキングルネッサンス様式)、特徴的でした。
黄金の間の奥の壁一面には金箔モザイクがはられ、豪華絢爛です。
かつてはこの黄金の間で晩餐会が行われていたそうですが、招待客が多く、入りきらなくなり、1974年から青の間で行われるようになったそうです。残念。黄金の間のほうがゴージャスな感じなのですが。
こちらが青の間。写真では少し殺風景なんですが、購入した絵葉書(のせられませんが)・ガイドツアー・ノーベルメニューに書かれた説明をもとに紹介すると…。
想像してみてください。この広間の床に、整然と白いテーブルクロスのかかった長テーブルが並びます。そこにテーブルセッティング(20名で行っても約5時間かかるそう)がされ、招待客が大勢(約1300人)座っています。一人あたりのテーブル間隔はなんと60cmしかないそうです。
パレードの時は、正装し、旗をもった人々が中央階段の上から下まで並んで、広場は人々でうめつくされるのです。
ノーベルディナーは市庁舎地下レストランで誰でも食べることが出来ます。これがその外観。市庁舎の建物にある、地下に降りる階段からレストランに入れます。レストラン名は「スタッツヒュースシェラレン(STADSHUSKALLAREN)※本来は真ん中のAにウムラウトがついています」
Cocoruuはどうしてもノーベルディナーが食べたくて、日本から、または前日までに予約をしようとしたのですが、出来ずに当日朝ここに直接行って尋ねると、その日のディナー予約が出来ました。(Cocoruuが旅行した当時の場合)。
好きな年代をいうと、その年代のディナーを用意してくれます。大江健三郎さんの受賞時(1994)の人気メニューにしました。
料理はコースメニューです。
下の写真はメインの
仔牛のヒレ肉、サルビアとポンポン茸の付け合わせ
トマトのホウレンソウ詰め
ポテトのパンケーキ、生姜入り
です。
仔牛のヒレ肉、サルビアとポンポン茸の付け合わせ
トマトのホウレンソウ詰め
ポテトのパンケーキ、生姜入り
です。
食事は口にあい、ケーキに添えられた針状の綿菓子(下の写真)もかわいらしく、ワインも入って、あこがれのノーベルディナーを食べ、気分は最高潮。
帰りは酔いがまわり、Cocoruuはいつもの早歩きがノロノロあるきになってました。
食事すると、ノーベル晩餐会の説明と、何人目のお客様か書かれたメニューを記念に持ち帰りできます。※STADSHUSKALLARENで検索すると、市庁舎地下のレストランサイトがみられます。左端のIN ENGLISHをクリックすると英語表記も可。
クリックすると下にMENUSが表示され、そこに出る記事の右下にNobel menusとあります。2016年8月現在、2015年のメニューが食べられ、ドリンクも含め料金は1695SEK。
それより過去のメニューは10名以上のグループで、メールにて問い合わせとあります。(最新情報はサイトをご確認ください。)
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