2016/08/15

飛行機でアデレード・アリススプリングス・ダーウィンを周遊

以前の記事、カンガルー島・エアーズロック・カカドゥ国立公園を訪れるルートの続き、飛行機編です。飛行機ルートの考え方として、若干参考になる部分もあるかと思うので、「一般情報」のカテゴリにも分類しています。

カンガルー島(図○印)、エアーズロック(図△印)・カカドゥ国立公園(図□印)に飛行機でアクセスするには、それぞれ、アデレードアリススプリングスダーウィンにある空港を使用することになります。
オーストラリア国内線は
アデレード→アリススプリングス(又は逆ルート)
アリススプリングス→ダーウィン(又は逆ルート)
(アリススプリングス←→エアーズロック)(この間はバス移動も可。又は、この間の移動を兼ねた宿泊付きツアーも多く出ている。)

2017年2月現在、これらの路線を就航している航空会社が限られます。エミレーツ航空、エアノース航空、カンタス航空、ヴァージンオーストラリア航空などです。

※詳細はFly team で検索すると、最新の就航状況や時刻表が見られます。フライトを比較し、最終的にはその航空会社の公式サイトなどでご確認ください。

これに加え、国際線としては、日本から直行便のないアデレード、ダーウィンという、ややマイナーな空港(失礼!)に乗り継ぎ(オーストラリア国内乗継、もしくはたとえばアジア系なら、その国の空港乗り継ぎ)で入らなくてはなりません。

かなり色々調べたのですが、結論から先にいうと、アデレード→アリススプリングス、アリススプリングス→ダーウィンの移動に飛行機を使う場合は、結局シンガポール航空の「ビジットオーストラリア エアパス」を使うのがアクセス、運賃ともに一番良いのではないかと思います。(2017年2月現在)

これは、シンガポール航空の日本(東京・名古屋・大阪・福岡)→オーストラリア(シドニー・メルボルン・パース・ブリスベン・アデレード・ダーウィンのいずれか)の国際航空券を買う(シンガポール乗継)と、ヴァージン オーストラリア航空のオーストラリア国内線が割引になるというものです。

国際線航空券を買う時にオーストラリア国内線航空券も同時購入など、条件があります。シンガポール航空か旅行会社で購入できます。詳細は「ビジットオーストラリア エアパス」で検索して内容をご確認ください。

カンタス航空にも、「ウォークアバウト・パス」というのがあります。

カンタス航空(またはカンタス航空とのコードシェア便)で日本→オーストラリアの国際線航空券を買うと、オーストラリア国内線が割引運賃になるというものです。

国際線航空券を買う時に同時購入、国内線は指定経路、変更は手数料必要などの制約があります。旅行会社で購入できます。詳細はウォークアバウト・パスで検索して内容をご確認ください。

今回話題にしている3つの空港、アリススプリングス、アデレード、ダーウィン以外に、さらに多くのマイナー空港(失礼!)を周遊される場合は、こちらのほうがルートが自由自在かもしれません。

例えば、LCCであるジェットスターは、カンタス航空に比べると運賃が安いですが、2017年2月現在、ジェットスターはアデレード→アリススプリングス、アリススプリングス→ダーウィンを就航していないので、その分カンタス航空などの正規運賃をプラスすることになり、トータルで見ると結局高くなるのではないかと思います。

ちなみに、カンタス航空のオーストラリア国内線にも、日本の航空会社にあるような、正規割引運賃(レッドディール、スーパーセーバー、フレキシーセーバー)があります(カンタス航空の英語サイトで購入可能。)

しかし、路線の混み具合、シーズンにより設定され、割引の大きいものは座席も少なく、予約しやすいものは割引が低いようです。

日本の旅割、特割と似ていますね。うまくとることが出来れば、LCCと組み合わせることが出来るかもしれません。

これらを考え合わせると、結局、「ビジットオーストラリア エアパス」「ウォークアバウト・パス」が浮上してきたわけです。

出発される時期(日程・曜日)に、出発される空港(関空、成田など)から出ているか、乗り継ぎが良いかどうかなどは、最新情報をご確認ください。

また、繁忙期か閑散期か、変更できることを重視するか、他にオーストラリアのどの地域を訪れるかなどで、どの方法がベストか変わってくるかもしれません。ご自身で確認されたうえで、旅行会社の方とも相談されるとよいかと思います。

おまけ:
じゃあ、Cocoruuはどうやっていったのか、気になる物好きな方がいらっしゃるかもしれません。

当時はLCCがなかったのです。(2回目のオーストラリア旅行、ケアンズのみのときは、ジェットスターを利用する完全フリーのパッケージツアーで行きました。ツアーだったので、ジェットスターの機内食も含まれており、追加料金は発生せず、他航空会社と比較して不満は何もありませんでした。)

格安で旅行したかったので、国際線(関空からダーウィン・アデレードの両方に就航していたマレーシア航空を利用。2017年2月現在も、両方に就航しています。クアラルンプール乗り継ぎです。)でオーストラリアに入ると、割引きでカンタス航空の国内線が2フライトもしくは3フライト追加できるパスを利用しました。

これらの情報を事前に調べたうえで、航空券は格安航空券を取り扱っている店舗で購入しました(今ほどネットが普及してなかったからですが、店舗も持っている旅行会社の場合、対面で確認できる安心感はあるかもしれません。)

残念ながら、2017年2月現在、このパスはなくなっているので、現時点の最善策を色々調べてこの記事を書きました。では、良い旅を~♪

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