2016/09/05

トルコ料理-ドルマ、ケバブ、エキメッキ、何を食べてもおいしくて感動!

中華料理、フランス料理と合わせて世界三大料理といわれるトルコ料理

トルコで現地発着一日ツアーに参加すると、Buffetスタイルのトルコ料理が昼食で出されることが多いので、トルコ料理を堪能することが出来ます。

又、ロカンタ(大衆食堂)では、料理がショーケースに並べられ、指さしで注文できるので、観光客にも注文しやすいです。地元の人も買いに来ている、お総菜屋さんという感じです。

お店にもよるでしょうが、Cocoruuたちが食べたところは、店の前に椅子を置いてくれていて、座って食べることが出来ました。

Cocoruuがこれまでに食べた国の料理のランキングを経験に基づき独断と偏見でつけると、1位イタリア料理、2位トルコ料理という位、おすすめの料理です。

トルコ料理はホントに何を食べてもおいしかったです。イタリア料理とトルコ料理は全く違ったよさがあるので、どちらも1位と言っても良いくらいです。

種別に説明してくと…。

スープ(チョルパ)
メルジメッキ・チョルパス:赤レンズ豆と玉ねぎを煮込んだスープで、こってりとした食感です。

エゾゲリン・チョルパス:花嫁のスープともいいます。メジルメッキにトマト味が加わったものです。

前菜(メゼ)
チョパン・サラタス:角切りした野菜(キュウリ、トマトなど)にレモンなどがかかっているサラダ。メインの料理に添えられることもあります。


ビベル・ドルマス:ピーマンにライスの詰め物(肉がはいっていることも)をしたもの。オイルで煮ているものや、トマトソース味のものもあります。

ヤプラック・ドルマス:ブドウの葉でピラフなどを巻いたドルマ。
ラハナ・ドルマス:キャベツでライスや具をつつんでいるものです。

ドルマは前菜を代表するものの一つ。中にはピリピリ辛いもの、濃い味のものもあるのでしょうが、大体はやさしい、温野菜の煮物的な感じで、どこか和食に通じるものを感じます。日本人にも食べやすいと思います。

煮込み(スル)
クル・ファスリエ:白インゲン豆を煮込んだものです(肉・トマトが入っていることも)。

ターゼ・ファスリエ:さやいんげんをトマトと煮込んだもので、トルコの家庭料理の代表的なものです。

イズミル・キョフテ:キョフテ(ミートボール)とジャガイモを煮込んだものです。

豆料理も定番です。Buffetスタイルの食事でも見かけることが多いと思います。キョフテを含め、お肉が入っていることもありますが、煮込みにも野菜が多く使われ、こちらもどこか和食を感じさせます。


ケバブ
ドネル・ケバブ:肉を回転させながら炙り焼きにして、その表面を削り取り、お皿に盛ってくれます。
ビュッフェ形式のレストランと、個人的に入ったレストランの両方で食べましたが、焼いているところを見るのが楽しいです。

また、味も臭みは感じず、とてもおいしかったです。イスラム圏なので、豚肉は食べないので、ラム肉が中心のようですが、下味がつけられていて、くせは感じませんでした。

シシ・ケバブ:串(シシ)に刺して香辛料につけて焼いた仔羊の肉です。

パン(エキメッキ)
エキメッキ:トルコのパン。バゲットが一般的です。外はカリッとしているのに、中はふっくら。日本で売られていても違和感なく買っちゃうと思います。

スィミット:ゴマをまぶしたドーナツ型のパン。

スィミットは屋台で、輪投げの輪のように刺して売っていました。
おいしさに感動して、持って帰ろうと何個か買ったのですが、数日おくとパサパサに。

ナイロン袋がなかったので、紙ナプキンにつつんだのがいけなかったのかもしれませんが、あまり日持ちはしないようでした。おいしいうちにさっさと食べちゃいましょう。

スイーツ(タトゥラル)
バクラヴァ:パイにはちみつをしみこませたもの。スイーツにはあまり甘すぎないもの(ライスプディングや牛乳を使ったプディング系)もあるものの、これは相当甘いです。

ドンドルマ:トルコ名物、のび~るアイス。
屋台で買ったのですが、ホントに1m以上はのびていたと思います。パフォーマンスがとっても楽しかったです。

ランの根を使った粉が入っているためのびるのですが、お味の方は、のびる成分が入っている分、純粋なアイスとは少しちがう味でした。

あんまりはっきりおぼえてないですが、わずかに山芋が入っているようなイメージでしょうか。


ドリンク(メシュルバット)
チャイ:トルコの紅茶。気球ツアーの準備を待っている間、現地ツアー会社オフィスに寄った時に飲みました。ちょっとしたおもてなしとして、気軽に用意してくれるようです。
エルマ・チャユ:アップルティー。
甘酸っぱくておいしいです。粉末はおみやげにもよいです。一日ツアーでアヴァノスの焼き物工房見学をしたときに飲みました。

トゥルク・カフヴェスィ:トルコのコーヒー。フィルターは使わず、コーヒーの粉を煮出して、そのまま上澄みを飲みます。気球ツアーで現地に到着後、ケーキと一緒に出してくれました。甘くて濃いです。占いにもつかわれるようです。

ちなみに「トルココーヒーの文化と伝統」がユネスコの世界無形文化遺産に選ばれました。コーヒーの独特の道具や、仕込みの仕方、儀式や占いとのかかわりも含めて登録されたようです。

アイラン:ヨーグルトの油脂を除いた、飲むヨーグルト。せっかくなので、買って飲んでみましたが、塩味なので、ジュースというより、食事と合わせて飲むものかもしれません。

日本ではまだまだなじみが少ないトルコ料理ですが、ケバブという肉料理もあるものの、温野菜の煮物的な、野菜を使った料理も多いです。

また、味もやや濃いもののありますが、わりと優しい味のものも多く、どこか和食に通じる部分があります。日本人にとって食べやすく、おいしく感じるものが多いです。

もっともっと、トルコ料理が流行らないかな~。

よかったらぜひシェアをお願いします。