このようなメガ博物館やメガ美術館を見学するときのポイントをまとめて見ました。
時間が無くなって、見たかったものを見逃した…ということにならないよう、参考にして下さいね。
・入り口近くでパンフレットをもらおう。
たいていの美術館、博物館では入り口近くに、パンフレット(館内図)があります。日本語のパンフがあることもあるので、よく探しましょう。
・重点的に見る所を決め、一番見たい展示から見る。
館内図やガイドブックを見て、どこを重点的に見るかを決めます。
何日も取れる場合は別ですが、メガ美術館・博物館をまわる場合、全てを見るのはあきらめましょう。結局時間が来てしまい、見たいものが見られなかったということになります。
そして、一番見たいものから見る、ということが鉄則です。しまいに疲れて、集中できなくなるからです。
・荷物を預け、必要ならイヤホンガイドを借りよう。スマホアプリ配信があることも。
入館が有料の美術館では、コインロッカーは無料のことが多いです。鍵を返すと、コインが戻ってくる方式のこともあります。大英博物館は寄付を募っているものの、入館は無料なので、(はっきり覚えていませんが)ロッカーは有料だったかもしれません。
大きな荷物は邪魔になるので、預けるか、あらかじめ荷物を少なく(写真OKな美術館・博物館では、カメラやスマホはお忘れなく)しましょう。貴重品は預けず自分で管理しましょう。
オーディオガイドが必要な方は、入り口近くにあります。
ルーブル美術館(また記事に書きますね)のように、一部の所蔵品について、解説アプリ(日本語もあります)を無料配信している場合もあります。
・部屋番号を館内図と照らし合わせながらまわるとよい。
最初にもらった館内図と、ルームナンバー(大きな美術館・博物館はたいていついています。)を見比べながら見学すると、方向音痴さんも安心です。
・大英博物館のおすすめは?
必見なのは、ロゼッタ・ストーン。room4にあります。
よく見ると、上中下3つの言語で書かれており、一番上がエジプトのヒエログリフ(象形文字)、中央はエジプトのデモティック(民衆文字)、下はギリシア文字で、だいたい同じ内容が記され、ヒエログリフ解読の手掛かりになったという貴重なものです。
あとは興味に応じてまわるのがおすすめですが、一般的には、エジプト、ギリシア・ローマの展示が充実していると言われています。
神殿の一部をそのまま切り取ってもってきたような大規模な展示もあります。
同じ距離で観賞しがちですが、じっくり見たい絵画は、一歩下がって全体の印象をよく見てみましょう。ぐっと近づいて筆のタッチを鑑賞するのもまたいいです。
美術館ではソファがあることもあります。そこに座って、休憩しながら、お気に入りの絵画を眺めるのもいいですね。
・スリにはご用心
見学に夢中になって、気がついたらすられていた…なんてことになったら、楽しむどころではありません。貴重品管理にはご注意ください。
・レストランの活用も
トイレはもちろん、中規模以上の美術館・博物館ではたいてい内部にレストランやカフェがあります。大英博物館は無料ですから、外に出られますが、一日過ごすなら、館内のレストラン利用も良いかと思います。
・ギフトショップ
閉館後もギフトショップだけ開いている場合もありますが、ギフトショップもゆっくり見たい場合は、時間を見ておきましょう。いろいろなオリジナルグッズが販売されています。
大英博物館では、オンラインショップでも紹介されていますが、ロゼッタストーンのレプリカがユニークです。
名画の絵葉書は美術館以外でも購入できることがありますが、美術館のロゴ入りのものはそこでしか買えないのと、あまり有名でない絵が気に入った場合は、ギフトショップで買っておく方がいいです。たぶん他では買えません。
2000年には大英図書館があった部分に、ガラス張りのグレート・コート(中庭)がつくられ、近代的な雰囲気も漂う大英博物館、機会がありましたら、ぜひ訪れてみてください。
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