2016/10/05

モニュメントバレー-赤茶けた大地に点在する岩、地球外惑星のよう

モニュメントバレーでは、西部劇そのままの赤い大地と特徴的な地形がみられます。

青い空に対照的な、荒涼とした赤茶けた大地。点在する不思議な岩。見ようによっては、地球以外の星にたどり着いたとさえ思ってしまいます。

グランドキャニオンからモニュメントバレーに向かう飛行機は、遊覧飛行を兼ねているので、途中、グランドキャニオンの険しい地形を見ることが出来ます。

荒涼とした大地にくっきりとした色合いで現れるレイクパウエル Lake Powellも見ることが出来ました。
レインボウ・ブリッジ虹型の岩)も見られます。ナチュラルブリッジとしては世界最大で、橋の長さは約85mもあります。
形も美しく、先住民のナホバの人々の言い伝えで「虹が固まって石になった」と言われているそうです。Cocoruu達は時間がなかったのですが、レインボウ・ブリッジを地上から訪れるボートツアー(Rainbow Bridge Boat Tour)も人気だそうです。

飛行機からはこんな風景もみられました。モニュメントバレーではなさそうですが、ちょっと似てますね。
到着後、昼食にナバホ・タコという郷土料理を食べました。ナバホ族のタコス、の省略なのですが、揚げたパンの上に、トマト、レタス、チリビーンズなどがのっていて、豪快です。

モニュメントバレーを観光したら食べることになると思います。おいしいですよ!
昼食後、地上観光をしました。
客席は、屋根はあるのですが、横が大解放なので、ほこりがちょっとひどい。まあ、解放感があっておもしろかったのですが、コンタクトレンズの人は要注意です。

日差しはとてもきつく、日本人のガイドさんでしたが、すごく日に焼けてました(指輪の下の肌だけ白かったです!)。帽子、サングラス、日焼け止めを忘れずに。

モニュメントバレーにあるメサ(テーブル状の台地)やビュート(メサからさらに浸食が進んだ地形)には、色々な名前がついています。

写真左側はレフト・ミトン(左手袋)、右側はライト・ミトン(右手袋)。
写真右側はメリック・ビュート。メリックは、ここで亡くなった人の名前だそうです。(左側はライト・ミトン)。
ジョンフォードポイントで馬にのってポーズをとらせてもらいました!(お礼にチップを忘れずにね)
この写真を見ると、西部劇さながらの風景です。馬に乗った人が入ると、サマになりますね~。
写真左手はスリーシスターズ(3人の修道女)という名前がついています。

前回の記事で紹介したグランドキャニオンも、さらに長い年月をかけ、風化・浸食され、やがてはこのような地形になるといわれています。

Cocoruuたちが参加したラスベガス発着の英語ツアーでは、朝と夕方にグランドキャニオンを観光し、その間にモニュメントバレーが組み込まれていたのですが、時間帯はこんな感じでした。時期は8月です。

ノースラスベガス空港(6:00)→グランドキャニオン空港(7:15)

ブライトエンジェルロッジ展望台からグランドキャニオン観光

グランドキャニオン空港(9:15)→モニュメントバレー空港(11:30時差のため+1時間)

昼食&モニュメントバレー地上観光

モニュメントバレー空港14:30→グランドキャニオン着14:45(時差のため-1時間)

宿泊先で休憩→16:40ピックアップで、ホピポイント(他に2か所)からグランドキャニオン観光→宿泊先(マズウィック・ロッジ)へ

翌日グランドキャニオン空港(9:30)→ノースラスベガス空港(10:45)※

※実際は、飛行機が遅れてしまったのですが、本来の時間帯はこれです。

ツアーだったので、ホテル~空港や空港~観光ポイントなど、徒歩での移動以外はすべて送迎付きでした。

最近は、天候により飛行機が欠航する可能性がある(とくに冬)からか、一日で観光するツアーの方が多くなっています。

会社によっては宿泊ツアーも出ていますし、問い合わせをすれば、チャーターツアーとして、お好みのツアーを組んでもらえる場合もあるようです。

ラスベガスからの日帰りツアーで、人気があり、ロングセラーなのはサウスリムからの観光です。

しかし、近年グランドキャニオン・ウエスト(ワラパイ族先住民居留地)の観光も注目されつつあるようです。ここでは国立公園で禁止されている以下のようなことも出来るため、アクティブに観光を楽しめるようになっています。

・スカイウォーク(グランドキャニオンの崖から21メートルのびている、U字型のガラス橋)を渡るスリル満点の体験
・グランドキャニオンの谷底までヘリコプターで往復

・コロラド川のボート周遊

グランドキャニオン・ウエストは、ラスベガスとサウスリムの間にあるため、ラスベガスから近いです(道が悪いので、飛行機のツアーがよい)。

ただし、ここはサウスリムと景観が同じではなく、谷の深さも違います。よりダイナミックな景観が見られるのはサウスリムでしょう。

最近では先住民族文化体験が組み込まれたツアーもあります。

また、ツアー会社によっては、グランドキャニオン+モニュメントバレー+アンテロープキャニオンの組み合わせなどもあるようです。色々比較すると良いと思います。

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