シェーンブルン宮殿の宮廷劇場は、マリア・テレジアにより、1749年に建設されたものです。
シャンデリアが輝く、バロック様式の美しい劇場です。
Cocoruuが行った当時は、シェーンブルン宮殿内で、観賞したい日の前日でもチケットが買えましたが、今は世界中から簡単にネットで予約できるので、事前に予約するなどした方がいいかもしれません(混み具合は、上演内容によるでしょうけれど)。
会場は宮殿内の一角で、椅子が並べられていました。C席にしましたが、C席内では自由席だったので、早めに着くと結構前に座ることができました。
バイオリンを中心とした弦楽器の演奏で、オペラ風の歌や、バレエもありました。特に演奏が素晴らしかったです。
中盤には休憩があり、飲み物も注文することができました。
Cocoruuと友人は、他の方と会話する勇気がなかったですが、普通はこの休憩で、初対面の方とでも、自己紹介して、演奏について会話したりするのではないかと思います。
ドレスコードはなかったですが、わりとヨーロッパの方は、普段ラフな格好をしていても、演奏会などではぐっとドレスアップされる場合が多いので、Cocoruuと友人もかさばらないワンピースをもっていって、いちおうおしゃれをしていきました。
演奏の最後はヨハン・シュトラウス2世の「美しく青きドナウ」、アンコールにもこたえてくれました。
帰り道、着替えてバイオリンケースを片手に地下鉄に乗ろうとする演奏者のお兄さんとおじさまをつかまえてお願いしたら、気軽に写真に応じてくれました。
肩にかついだバイオリンが体になじんでいて、自然で、きっとこの国では身近に音楽があって、小さいころからバイオリンを習う人も多いんだろうなぁと思いました。
海外旅行にいったら、ぜひ演奏会も聴きに行ってみてください。有名なコンサートに限りません。地元の人たちでにぎわう、ローカルなコンサートもそれはそれで素敵です。
競争率の高くないコンサートなら、思い付きでチケットも買えますしね。
よかったらぜひシェアをお願いします。