2016/08/17

フィジー旅行の魅力とことん紹介

日本ではまだちょっとマイナー感のあるフィジー(失礼!)。
知り合いに、このフィジーに2回も旅行した方がいて、お話を伺いました。今回は、フィジーの魅力をたっぷり紹介します。※

Q:フィジーってどこにあるの?

A:オーストラリアの北東海上、ニューカレドニア島より、さらに東にある島です。日本から約7000km離れています。
Q:雨季、乾季はあるの?

A:5月~11月が乾季、12月~4月が雨季ですが、貿易風の影響で、極端に雨が多くなることはないそうです。わたしたちが行ったのは11月末、雨季の始まりですが、スコールが降るものの、一日中雨ではなく、マリンスポーツも十分楽しめました。

Q:なぜ、フィジーに?

A:本当は、エジプト、イースター島、マチュピチュ、メキシコなど、遺跡で有名なところに行きたかったのですが、フライトが長いなどで、主人が難色を示して…。

それで南の島のタヒチ(タヒチ語、フランス語)を検討したのですが、主にフランス語なのが自分としては不安でした。

そこで当時、関空から直行便の出ていたフィジー※を検討すると、マリンスポーツが出来る、公用語は英語(現地語はフィジー語、ヒンディー語)、フライトは9時間30分くらい。時差は3時間と、自分たちが惹かれる条件がそろっていたので、ここに決めました。

Q:日程、泊まったホテルなどは?

A:12日間で、前半はフィジーにある、とある離島(とっておきの所なので、内緒です)。後半は、本島(VITILEVU島)にあるシェラトンフィジーリゾートに宿泊しました。

Q:個人で旅行されましたか?

A:フィジー専門店で予約してもらいました。おすすめの離島なども紹介してくれました。
フィジーは日本ではメジャーではないですが、一度訪れた後、はまってしまうリピーターさんは結構いるようです。

Q:では、ここからは、自分の言葉で、たっぷりとフィジーの魅力について語ってください。

A:最初は飛行機の窓から、飛行場に近づくにつれ、二人とも無口に。「おい、なーんもないど…。」「来るところ、間違えたか。」

ガイドさんと運転手さんにピックアップされ、車に乗りました。窓からは、とにかくずーっとさとうきび畑が続き、たまに牛やヤギが草を食べている。さとうきびを運ぶトロッコ列車の車両が100台くらい連なり、とろとろと道路を走っていました。

でも、みんなとにかく陽気!あちこちで気軽にあいさつしてくれたり、からかわれたり(^-^)。お出迎えの時にも歓迎の歌を歌ってくれ、日常のなかでも気軽に歌を歌っています。

仲良くなったあとは、現地の人2人でギターをひきながら、自分たちのために歌を歌ってくれました。お客さんだから愛想よく、とかではなくて、駆け引きなしに、本当にみんなフレンドリーなんです。

ビーチで主人が、現地の男の人に抱きつくしぐさをしてるから、どうしたの?って後で聞いたら、「自分のニックネームを「NOBU」って言ったら「おのぶ~」「おなべ~」「おかま~」と言われたから、からかいかえしたってん」、だって。

歳も近かったかもしれませんが、英語なしに、しっかり友達になっていました。

離島での滞在中、食事は基本的にバイキングなので、自分の好きなものをたべられます。特に熟したパイナップルや、パイナップルジュースのおいしさは忘れられません。

島では週替わりで毎夜違うショーが行われています。私たちが見たのは、フィジーに昔から伝わる歌と踊りで、竹を短く切ったものを砂浜に打ち付けてとるリズムが特徴的でした。
男性の踊りもありますよ。躍動感もあって、表情もユニークです。
観光客も参加できるダンスもあって、一緒におどるとすごく楽しかった。ちょっと日本のおゆうぎみたいなのとか、だるまさんがころんだ(スタチューダンス)、みたいなのとかがありました。

ヤドカリレースというのもあって、自分が選んだヤドカリに印をつけて、競争させるのですが、そもそもヤドカリ君はあまり動かないので、なかなか進まないのでした。

マリンスポーツは充実しています。シュノーケリング、パラセイリング、ウェイクボード(水上スキーの、スキーの代わりにボードをはく感じ。)、ダイビング。
本島ではバナナボート、ジェットボート(360度回転する、ニュージーランド生まれの乗り物。今も乗れるかはご確認ください。)も乗りました。

ダイビングは離島のみで6回もぐりました。二人とも日本で免許を取ってから行きました。(体験ダイビングも可能かどうかは、ご確認ください。)
島の北西へ、インストラクターさんとダイビングすると、大きなウツボ、カサゴ、おおきな魚の体を掃除する小さな魚など、色とりどりの魚があらわれ、パンをあげると指先までつつかれて、ちょっとあせりました。

澄んだ水、魚の多さにびっくりしました。サメの餌付けを見せてもらえるダイビングもありました。

なにをするのもフィジータイム。待たされることも、次第に「ま、いっか」となっていきます。

離島ではいつもはだしで、一日中白い砂浜を踏みしめ、その心地よい感触と解放感が身体にしみついていく。
私たちはこの離島のトリコになり、後半の本島の滞在もすばらしかったですが、離島もう一度見たさに、本島からのシーニックフライト(その離島を空から見る)に参加したほどです。
結局2回目のフィジーは、この離島だけの滞在のツアーを組んでもらいました。

2回目のツアーのときは、関空からの直行便がなくなり、ニュージーランドのオークランド経由になっていたのですが、それでも行きたかったのです。

長~い記事を最後まで読んで下さったあなたは、もうすでにフィジーのとりこかも。とくに離島は、大きな設備は何もないですが、その良さにひかれるあなたなら、旅行会社さんに相談すれば、あなた向けの、おすすめの離島ツアーを組んでくれると思いますよ。

※2016年8月現在、日本→フィジー(ナンディ国際空港)には直行便はなく、ソウルで乗り継ぐ大韓航空、ポートモレスビーで乗り継ぐニューギニア航空、香港で乗り継ぐキャセイパシフィック航空などがあります。最新情報は各航空会社のサイト等をご確認ください。

※おことわり
このブログでは、基本的にCocoruuが実際に行ったところについて紹介しています。しかし今回は、まだまだ情報が少ないフィジーについて是非記事を書きたかったので、例外的に紹介させていただきました。

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