2016/08/09

フィンランド ピュハ湖クルーズ ゆったりとした時の流れ

フィンランドタンペレクルーズ(※詳細は記事終わりに記載)を楽しんだ時のことを書きます。タンペレは魅力的な街。日本人のファンも多い、ムーミンの博物館もあります。

早起きしてフィンランドのヘルシンキ駅に向かい、時間的には「余裕やな~」と思っていると…。なかなか自分たちの番が来ない。だいぶ経ってから、番号札を取らないといけないことに気づき、だんだんギリギリに。

やっと自分たちの番になり、「急いで!急いでお願い」って感じでせかしても、係の人は「そんなにあわてなくても」って感じで、の~んびり切符を売ってくれました。それでもなんとか間に合いましたが。

タンペレに向かう列車から見える風景はとてものどか。畑や牛に、干し草ロール。この田舎な感じ、いいなぁ。やっぱりCocoruuは田舎が大好きです。
ちなみに干し草ロール、Cocoruuはコロンって勝手に呼んでるんですが、牧草をかりとり、くるくるとグリコお菓子のコロンをよこにおいたような形にまるめて、乾かしているんです。

コロンは他の国でも見ましたが、地域によっては、円柱の上にかさこじぞうの傘をのせたような(わらぶきのおうちのような)形にかためてあったり、いろいろ違って面白いです。
家々はカラフルな色に、まどわくが田の字に白くぬってあり、ムーミンの家にそっくり。

「ムーミンの家ってすごく、奇抜な発想だなって思ってたけど、この家を円柱形にしたら、そのままムーミンハウスやなぁ」って友人に言ったことを覚えています。
列車で会った男の子のあまりのかわいらしさに、友人が「写真撮っていい?」ってカメラを指すと、お母さんが、にこっと笑ってくれました。残念ながらのせられませんが、真っ白な肌に、ブルーグレーのひとみ、ブロンドの髪、CMに出てきそうでした。


タンペレに着き、インフォメーションでクルーズがないか聞くと、12:00~13:30のピュハ湖クルーズがありました。なんと1時間30分間のクルーズです。せいぜい30分間くらいかと思っていたのに、ショーとクルーズでこの長さとは…。

なんだか時の流れが違うようです。

じきに出港だったので、ソフトクリームだけ食べて乗りました。(^o^)
湖からは、サウナ小屋や民家が見えました。写真では分かりにくいんですが、こちらもムーミンハウス風。クルーズ中、たぶん地元の人たちなんでしょうが、何人かで歌を歌っていました。
1時間30分のクルーズが終わりに近づきます。景色もよかったですが、それ以上に、なんだか、とてもゆったりとした、のんびりした気分になりました。

日本にいると、いつもバタバタして、それがあたりまえになっているのかもしれません。

旅行なので、フィンランドの一部しか見ていないのでしょうが、時間に対する考え方の違い、違う人生観・価値観というか、お国柄というか、そういうものに触れた気がしました。

こういうとき、旅っていいなぁ、と思います。すこしは自分の見聞を広められたんじゃないかなぁと。

※ピュハ湖クルーズは、タンペレにあるツーリストインフォメーションで聞いて参加しました。ネットで検索してみたのですが、2016年8月現在、シルバーラインという会社から5月12日から8月31日の火曜から土曜、11:30-13:30までのデイクルーズがあり、ビュッフェランチ付きにする場合は事前予約が必要のようです。

現地語を翻訳したものを確認したため、正直に言って情報が分かりづらかったです。ツーリストインフォメーションは英語が通じるので、直接確認する方が良いかもしれません。

シルバーラインでは、タンペレ~ハメーンリンナの8時間のクルーズもでています。

また、詩人の道航路ではタンペレ~ヴィラトの8時間クルーズを運行しています。夏の間、週2便程度なので、ツーリストインフォメーションで確認してみてください。

北欧にはゆったりと楽しめるクルーズがいっぱいですので、色々参加して楽しんでみてください。

よかったらぜひシェアをお願いします。