2016/09/19

チナ・ホットスプリングスで温泉、犬ぞり、アイスミュージアムを楽しみました

チナ・ホットスプリングスリゾートは、アラスカフェアバンクスから北東に約100km離れた場所にあります。

ロッジから徒歩で犬ぞりスタート地点へ。犬小屋につながれた、たくさんの犬たちが吠えていました。「自分にひかせて!」と言っているそうです。
人間は防寒着を着こんでいるのですが、ワンちゃんたちは元気いっぱい。4人用のそりに乗り込み、いざ、出発!
犬ぞりなので、斜面でなくても、自分でこがなくてもどんどん滑っていくのが、スキーともスケートともちがっておもしろいです。もう一つよいのが、よそみができること。

自分の真上を、樹氷で美しく飾られた木の枝が過ぎているのを見上げたり、横を向いて、美しい雪景色がどんどん通り過ぎるさまを見られます。

エンジンのついたスノーモービルなどもいいですが、ワンちゃんたちがひっぱってくれるのも頼もしく、静かに雪景色を楽しむことが出来ます。

そりが雪を踏みしめるキュキュキュッという音をききながら、静かに流れていく景色。乗っているのは20分間ですが、とっても楽しかったです。

今頃、そりを引いてくれたワンちゃんたちは、ごほうびをもらっているのかな、と思いながら、写真をとりつつ部屋にもどりました。

すごく大きなスノーマンもありましたよ。どうやってつくったの~?という大きさです。
一旦ロッジにもどり、水着を用意して、温泉へ。

Cocoruu達はお昼にチナ温泉に行きましたが、7:00~24:00まで入れるようでした。日本人にとって、水着で入るのはちょっと変な感じです。

温水プール、ジャグジー、露天ジャグジー、露天岩風呂がありました。露天岩風呂は大きく(直径43m!)、結構深かったです。深めのプールのような感じで、日本の温泉によくあるような、腰をかけて半身浴できるような段差はありませんでした。

底に砂があってびっくりしました。(砂浜の砂のように、わりとたくさんの砂がありました。)

お湯が沸き出ているところが見たいと思って、奥まで近づくと、だんだん温度が熱くなりました。でも、近づいても湯気がすごくて、よく見えませんでした。

アイスミュージアムのチケットは、アクティビティセンターの中に予約ツアーカウンターがあり、そこで購入できます。

アイスミュージアムの外観は、こんな感じで、かわいらしいです。年中オープンしている氷の建造物としては、世界最大です。外から見るよりも中は結構広いです。
中は-7℃ですが、外のほうが寒いので、温かく感じます。入ってすぐのところでは、道具を使って彫刻を掘っている様子も見せてもらえます。

ありとあらゆるものが氷で表現され、それらが効果的にライトアップされているのでとてもロマンティック。

バラ、チャペル、シャンデリア、ツリー、王の間、ヴィーナス(手が折れてしまい、接いで修理しているそうです。)、サクラサムライ、シロクマ、菊、くじゃくなど。
バーカウンターもあり、氷のグラスに入れられたマティーニを楽しむことが出来ます(別料金)。もちろんカウンターや、椅子も氷でできています。
氷のベッドのある一室があり、希望すれば泊まれるそう。過去に泊まった人もいるらしいです。

チナ・ホットスプリングスリゾートのすごいところは、2006年に作られた地熱発電所により、ここで使われるすべての電力をまかなっているところ。もちろん真夏もオープンしている、アイスミュージアムの冷却もこのシステムを利用しているそうです。

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