2016/09/18

モレーン湖の美しさ、ヨーホー国立公園のダイナミックさに圧倒される(カナディアンロッキー)

昨日の記事で、レイク・ルイーズの美しさを紹介しましたが、カナディアンロッキーの自然美はもっともっとあります。

今日の記事では、モレーン湖&ヨーホー国立公園の見どころを紹介します。

モレーン湖(Moraine Lake):

モレーン湖は、レイク・ルイーズとはまた違った美しさがあります。
ここの風景は、カナダの旧20ドル紙幣にも描かれています。(そのことについて書かれた看板もあります。)

湖の美しさもさることながら、湖を囲む雪をいただいた山々、緑色の針葉樹林とのバランスが、素晴らしい景観を生み出しています。

湖畔を進んでいくと見える、カナディアンカヌーの原色や、無造作につみかさなった丸太まで、この風景に溶け込んでいるから不思議です。湖を囲む山々は、テンピークス(Ten Peaks)と呼ばれています。
湖畔を歩いている時にリスがいたので、写真を撮ってしまいました。かわいかったです。
スパイラル・トンネル(Spiral Tunnels):

スパイラル・トンネルは、列車が急斜面を登れるように、8の字をびよ~んと伸ばしたような形に、トンネルが掘られている場所。

残念ながら、Cocoruuは2回カナダに行ってますが、列車がここを通るのは見られませんでした。実際に列車が通らないと、スパイラルトンネルもわかりづらいです。

日本よりもずっとなが~い、カナダの列車がここを通れば、おもしろい風景がみられるのに。
写真は、スパイラルトンネルではないですが、たまたま列車が通ったので撮影しました。
ナチュラル・ブリッジ:

ブリッジといっても、橋にあたるところの間を水が流れているんので、実際は一部とぎれています。それにしても、ここを流れる水の迫力は、近くで見るとかなりのものです。岩が削れるはずです。危険なので、渡ることは出来ず、柵越しに見るようになっています。
ブリッジのむこうの針葉樹林と、山がとても美しいです。カナディアンロッキーでは、このような風景があちこちで見られます。

エメラルド湖(Emerald Lake):

エメラルド色の湖の水、流れるような針葉樹のライン、その向こうの山々。
ロッキーのどの湖も、それぞれに美しくて大好きなのですが、ここは特に、洗練された美しさを感じます。エメラルド湖でもカナディアン・カヌーに乗ることが出来ます。レイク・ルイーズですでにカヌー体験したので、ここでは乗らなかったのですが、ここで乗るのもいいな~と思えるくらい、素晴らしい風景でした。
湖のサイドにはずっと木の橋がかかっていて、ここを奥に進んでいくと、エメラルド・レイク・ロッジがあります。木々に囲まれた可愛らしいロッジ。ロッジに泊まらなくても、食事をとることが出来るようになっています。

タカカウ滝:

落差400mの滝で、トレイルをたどって、近づいて写真を撮ると、水しぶきがすごいです。

すぐそばにヨーホー川が流れている風景も見られます。
バージェス山:

ヨーホー国立公園には、古生物学上重要な意味をもつ、バージェス山があります。

ここにあるカンブリア紀のバージェス頁岩(本のページのようにペラペラはがれる層でできた岩)から、現代のどの生物にも直接にはつながらない、不思議な無脊椎動物の化石が多数発見されたのです。

どちらが上下かわからない、ハルキゲニア(写真の左のパネル)。
当初3つの別の生き物と考えられていたが、実は1つの生き物だと後で分かったアノマロカリス。
(模型)
ピカイアは原始的な背骨(脊索)をもつので、発見された中では、人類に一番近いとされています。
一般的な観光ツアーでは、この山に入れません。ガイドツアーに参加すれば入れるそうです。

Cocoruuたちは、車窓からバージェス山をちらりと見ただけです。写真は停車したところに、案内パネルがあったので撮影しました。

今回の記事で紹介した場所は、Cocoruu達が現地発着の英語バスツアーMountain Lakes & Waterfalls で訪れた所です。ただし当時、モレーン湖(Moraine Lake)の観光だけは、このコースに入っていなかったので、バスデポ(レイク・ルイーズ・ジャンクション)からモレーン湖行きのバスを利用し、個人で行きました。

現地発着のバスツアーは各社から出ており、コースも色々あります。

また、出発&到着地点をバンフ、レイク・ルイーズ、キャンモア、カルガリーから、かなり自由に組み合わせ出来るものもあるようです。

カナディアンロッキーの美しい森と湖を、こころゆくまで味わいましょう!

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