2016/09/03

時差ボケの解消と機内でお役立ち、おすすめ便利グッズ

先に正直に言ってしまいますと、時差ボケ解消の王道はありません。
時差ボケは、体の正常な働きで、病気ではありません。でも、旅行を楽しむには、いろいろ不都合ですね。(時差ボケがなぜ起こるかは、記事の終わりにおまけで記載しています。)
Cocoruuはそのうち治ると分かっているので、あんまり完璧対策はしてません。

でもいくつか実践していますので、参考になりそうだと思ったら、やってみてください。

・現地時間で生活する。

現地の日中は、出来るだけ頑張って起きて活動する。現地の夜は、眠くなくてもとにかく、ベッドに入って、眠れなくてもごろごろして、目を閉じている。

ただし、フライトの関係で、現地の朝到着してしまい、睡眠不足でつらいという時もありますよね。

ホテルにチェックインできたら、1~2時間位目覚ましをかけて、眠るくらいはいいと思います。あまりにしんどいと、観光も楽しめませんし。

でもあまり長時間の睡眠は、時間ももったいないし、夜に眠れなくなりますからやめておきましょう。

・朝起きたら、太陽光など、白い光を浴びる

基本的に日本で生活している時も、こうして体内時計を微修正し、24時間サイクルにしているんです。白い光が効果的です。

・機内では、明かりを消してくれる時に、出来るだけ寝る。

飛行機ではある程度、現地時間に合わせてくれているので(機内サービスやその他の都合で完全にはいかないでしょうが)、部屋の明かりを消してくれる時に、眠ろうとしてみましょう。

ところであなたは、飛行機で眠れるタイプ?

実はCocoruuは、北欧への長いフライトでさえ、一度も意識なく眠るところまでいきませんでした。目を閉じて、寝ようとはするのですが、だめでした。

初めて5時間もぐっと眠れたのは、トルコ→関空のフライトのオーバーブッキングで、ラッキーにもビジネスクラスの席になった時です。

(いつも2時間前には空港についているのに、この時は遅れて1時間前になってしまい、エコノミークラスの席が満席だったためです。でも、マネしないでください。正規航空券なら大丈夫でしょうが、格安航空券の場合、下手をするとその便に乗れません。)

さすがビジネスクラスの座席は快適でした。体調が悪かったので、折角のコース料理はあんまり食べれなかったのですが、座席だけでもほんとにありがたかったです。

しかし、いくら快適とはいえ、Cocoruuもビジネスクラスの航空券は買ったことがありません。そのお金があるなら別の所に旅行したい、という人が多いのではないでしょうか。

・眠れない時は、お休みグッズを工夫してみる
さて、エコノミークラスの座席でその後、お休みグッズを使ってみました。耳栓アイマスクです。あと、以前記事で紹介した、折りたたみスリッパも、足が楽なので、継続使用しました。何時間かですが、ちゃんと眠れましたよ。

飛行機内のエンジン音は結構うるさいです。また、だれかの話し声が聞こえることも。耳栓は簡単で、その割に効果あり!です。お試しください。ホテルで隣のトイレやシャワーの音がうるさいという時にもいいですよ。

アイマスクは、飛行機の全体の明かりは消してくれているけど、となりの席の人の読書ライトや、液晶画面が目に入るというときに、真っ暗にしてくれるのでとても良いです。

1つ買っておけば、自宅や長距離バスでもつかえます。

アイマスクを選ぶときは、ゴムひもの長さがきつすぎないもの(調節出来たら完璧かもしれません)、目に当てる布部分がちゃんと真っ暗にしてくれて、圧迫感のないものを確認して、選びましょう。

腰に当てる枕も楽です。ただこれは、飛行機内に枕を置いてくれていることが多いので、代用できると思います。体型や身長によって、あったほうが楽か、人によるかもしれません。

同じく、よくある首回りにあてる枕(Uの字型のもの)も、あったほうが楽かは、人によるかもしれません。(Cocoruuには合いませんでした。)

時差ボケのきつさは、時差がどれくらいかにもよります。2~4時間位なら、体内時計の修正が簡単で、ほぼ感じない人が多いのではないのでしょうか。

ヨーロッパなども結構時差がありますが、到着した時が夜になるフライトなら、すぐに寝てしまえば、時差ボケも直りやすいです。アメリカ中部など、真反対に近いところの時差ボケが、一番きつかったです。

・例外的に、オーロラなど、深夜に起きていないといけない場合、日本の時差のまま生活するという手も。

以前にオーロラの記事でちらっと紹介したように、現地での主な活動時間が、日本の日中の活動時間と近い場合、時差ボケを修正せず、日本時間のまま生活するという手もあります。

帰国時にまた時差ボケに悩むこともないですよ。このやり方が通用する場合はあまり多くないですが。

では、ひと工夫して、楽しい旅を~

おまけ:
ちなみに時差ボケがなにか、なぜ起こるかということをごく簡単に説明しますと…。

人間は、真っ暗な洞窟で生活しても、24時間に近いサイクルでリズムを刻むことが分かっています。体内時計といい、概日リズム(サーカディアンリズム)ともいいます。

さて、日本で深夜の2時の時に、いきなりどこでもドアで、アメリカ中部地方にいったとします。時差がありますから、現地では、前日のお昼の12時(サマータイムの場合)です。どんなことが起こるでしょう。

現地はお昼でも、自分の体は、体内時計で深夜2時です。もうとにかく、ぐーっと、体には眠りが押し寄せます。睡眠不足で眠いとかではなくて、本当に「夜の眠り」が体をおそいます。

また、現地ではこれから昼食食べよっか、という時刻ですが、体は胃腸休止タイムです。ごはんなんか食べてる暇あったら、眠りたい。

これが時差ボケの正体です。

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