2016/07/22

トルコのカッパドキアで気球(バルーンツアー)に乗ろう!

トルコカッパドキアは世界有数の気球バルーンツアー)おすすめポイントです!

Cocoruuが気球にのったのは2回だけ(もう1回はオーストラリア ケアンズで体験)です。が、なぜそう言えるかというと、

通常気球は草原の上などを飛ぶことが多いですよね。

でもトルコのここでは、奇石・奇岩そのものが観光物です。見るものにある程度の高さがあるため、奇岩に近づいたり、遠ざかったりしつつ、何度も面白い風景を楽しめるから、です。
Cocoruuは、事前に日本で気球ツアーを予約して参加しました。ホテル往復送迎もしてもらえました。

気球ツアーは、実は乗る前から楽しみが始まっているのです。
Cocoruuが知る限りでは、バルーンツアーは気流の安定している早朝からスタートします。

ホテル往復送迎つきなのですが、どのくらい早いかというと、ホテルピックアップが4:40でした。その日の混み具合とかで若干違うのでしょうが、それにしてもちょっとびっくりする早さです。

旅の疲れや眠気をふり払い、気球乗りたさに現地につくと、準備が始まっております。
最初は地面にぐったりとなっている気球に命を吹き込むがごとく、バーナーの「ゴォー」という音が、断続的に響きます。早朝の静寂のなか、この「ゴォー」という音が、しばしの間隔を置いて、何度も何度も繰り返されます。


次第にゆっくりと気球が膨らんでいくのですが、膨らんでいく様子も、バーナーの明かりに照らされたときだけ、はっきりと見えるんです。

静けさと暗闇、ゴォーという音とバーナーの炎の明かり、それが交互に繰り返されるうち、少しずつ少しずつ白んでゆく空。なんだか幻想的でさえあります。
こうやってゆっくりと膨らんでいくのを見る機会は、(係員さんやパイロットでない限り)普通の人はそんなにないです。なので、乗る機会があれば、しっかり目に焼き付けましょう。その瞬間を楽しんでください。

許可されたら気球に乗り込みます。ちゃんと足をかけるところがあるので大丈夫です。

これからどんな体験がはじまるのか、ワクワク、ドキドキです!


気球が浮く瞬間は、飛行機と全く違い、本当にフワッと浮く感じです。もし、風船で空を飛べたら、こんな感じかな~。

自分たちが飛んでいる間に見える、次の人たちの気球もまた美しいです。
気球ツアーでは、奇岩にググッと近寄ってから上昇したり、景色をパノラマで楽しめるように、操縦桿でバーナー噴射を巧みに調節し、ゆっくりと180度回転してくれたりと、楽しい時間を演出してくれました。
パンフレットによくあるキノコの形の岩も、もちろんみられます。
途中、岩に窓のようなものがあって、昔の住居跡?のようなものも見ることができました。

奇岩も、三角錐というかホイップクリームのように上がとんがっている形のものもあれば、キノコ型のものも形が微妙に異なり、本当にユニークでした。
その昔、水の中で堆積したものがゆっくりと隆起し、雨水や風で浸食されるのですが、浸食されやすい部分とされにくい部分があって、その差で独特の形になるんです。

奇岩が削られ、谷のようになっているものも見られました。
楽しいツアーも終わりに近づき、だんだんとバーナーの勢いをおとしつつ、地上にゆっくりと近づく気球。

地面につく瞬間だけは、少し衝撃があるため、内側にあるひもにつかまるよう指示されます。

あまりの名残惜しさと、少人数で余裕があったため、地上に着いたときにさらに写真を撮ってもらいました。(表情が見せられないのが残念ですが、Cocoruuも友人も、本当に「楽しかったあ~~~!」って顔をしています。)
ところで、気球は上空にあるいくつかの気流を選びながら飛行するので、ある程度のコントロールは出来るのでしょうが、飛行機と違って、ピンポイントで着陸することはできません。

ケアンズで体験したツアー会社に問い合わせたら、ピックアップする車が携帯用の無線機を無線機を積んでいて、パイロットさんの持っている無線機とやりとりして、気球を見つけるんだそうです。

また、ケアンズではパイロットさんはGPS(人工衛星からの電波により、地球上の現在位置を知る装置。全地球測位システム。)も使用しているそう。(トルコでも使用しているかも知れませんが、確認はしていません。)

気球をのっける荷台をつけた車が、迎えに来て、しぼんだ気球が荷台にのせられ、車に引っ張られて運ばれていく様子を見るのも、なかなかレアな体験でおもしろいです。
フライトのあとは、シャンパンでお祝いしました。どんどん登ってきている朝日がまぶしいです。


乗った後は、自分の名前入りのフライト証明書がもらえますよ~♪
その昔、和歌山県串本町民が、遭難した軍艦(エルトゥールル号)を助けたことがあり(「海難1890」というタイトルで、映画化もされましたね)、親日感情を持ってくれている人も多いです。

アジアとヨーロッパ、アフリカを結ぶシルクロードがあり、イスラム文化がある、魅力的なトルコ。情勢が安定したら、ぜひ訪ねてみてください。

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