2016/07/24

スペインのロンダ闘牛場を例に 撮影のコツ

記念写真を撮るコツを、スペインロンダ闘牛場の写真をもとに述べたいと思います。

ちなみに、Cocoruuは写真撮影については完全にしろうとです。失敗例も交えつつ紹介します。

闘牛場に到着後、友人と交代で写真を撮りました。当時は今と違って、フィルムカメラなので、その場で結果を確認できません。

それでも、闘牛場全景を撮影したり、友人に頼んで、希望の位置に自分を入れてもらったりして、うまく撮れていると思っていたのです。

ところが、現像が終わり、出来上がった写真を見ると…。

闘牛場全体を撮影しようと欲張った結果、円形だったはずの闘牛場が、全部のっぺりした直線のラインになっていました。肉眼でファインダーをのぞいたときは立体感があったのに。
人間の目で見ると、ちゃんと立体的にとらえられるけど、写真にするときはその辺を工夫しないといけないということなのでしょう。

ところで、その時2人で気のすむまで撮影したあと、自分たちを入れて撮ってもらおうと、近くにいらした日本人男性に1枚の写真を撮ってもらっていたのです。

この写真を見たとき、感動しました。円形の闘技場の立体感を残しつつ、人物をちゃんと真ん中に入れて撮ってくれていて。
よく、写真を撮るポイントに、曲線のラインを入れるとか聞きますが、こういうことなんですね。Cocoruuはすべての風景を入れようとよくばりすぎていたのかも。

今思えばその男性は、一眼レフの良いカメラをもってらっしゃいました。私たちの立ち位置も、もうちょっとこっち、てな感じで、指示して下さったのです。

Cocoruuのコンパクトフィルムカメラで、ここまでうまく撮ってくれるとは…。その節はありがとうございました。

今回は撮ってもらった写真が、すごくいい出来栄えだったのですが、大抵人にとってもらうと、はずれの出来栄えが多いです。

人物を入れてくれようとした結果、背景が全く入ってなかったり。背景を入れようとしてくれて、下から見上げて撮ってくれ、やたらと足が太く映っていたり…。

これはCocoruuの個人的意見ですが、今はデジカメで確認して、その場で気に入らなければ削除出来るんですが、出来るだけ消さないでください。

相手が時間を割いて撮ってくれたということもあるんですが、その写真も後で見るといい味があって、思い出になると思うんです。

フィルムカメラ時代、第三者に撮影をお願いし、あとで現像に出すときに、どんなユニークな写真になっているか、ちょっとワクワクだったのです。出来の悪い写真も楽しめる気持ちが、旅行を盛り上げてくれると思いませんか?

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