2016/09/10

メスキータと花の小道-スペイン コルドバの外せないポイント

メスキータ寺院は、スペインに来たならぜひ訪れたい場所のひとつです。

最初の建築は785年ですが、その後幾度か増改築されているため、2万5千人が収容される規模の寺院となっています。

メスキータの尖塔部分は、離れたところからでも良く見えます。
中に入ると、第一印象はやはり、広~いということと、いくつもいくつも並んでいる円柱(「円柱の森」と言われています)と、その上の紅白のアーチが目につきます。
アーチの部分は赤いレンガと石灰岩が配置されて縞模様になっているのですが、ガイドさんに言われてよく見ると、一部どう見ても色を塗っているだけの所がありました。
(修復中なのか、予算削減のため途中で変更になったのか、なぜかは忘れてしまいましたが。)
アーチ状の部分から天井にかけて、細かな装飾がほどこされているのが良く分かります。
特徴的なのは、増築された部分の様式がそれぞれ異なり、アーチ状の形が色々だということです。増設された部分は、アーチの部分がより複雑な形になっていて、より繊細な装飾がみられます。
奥まで行くと、ミフラーブ(メッカの方角を示す礼拝堂内部におかれた正面の壁。聖がん。)があります。ミフラーブや、その天井部分の装飾はさらに凝っていて、芸術的とさえいえると思います。

メスキータは、当初イスラム教の寺院として建設されたのですが、13世紀にカスティージャ王国がコルドバを征服すると、カトリックの教会に転用されるようになりました。

さらに16世紀には、内部にマヨール礼拝堂が建設されました。イスラム寺院の中にキリスト教の教会が入っているなんて、何だか不思議ですね。
メスキータを出て北に進むと、ユダヤ人街があり、白い壁の街並みがすてきです。
特に「花の小道」は、写真スポットとして人気です。白い壁、壁に飾られた鉢植えの花、家々の間から見えるメスキータの尖塔。そのまま絵になる風景に感動しました。
ユダヤ人街にも、小さめですがイスラム教の寺院がありました。

ピスタチオのアイスを買い、メスキータの中庭で食べました。
このアイス、コーンが異常に長くて面白かったです。ピスタチオが入っているためか、緑色でちょっと変わった味でした。
メスキータの中庭はとてもきれいでした。

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