2016/10/24

ハイリゲンシュタット-ベートーベンゆかりの地

ウィーンでフリータイムがとれれば、おすすめしたい観光地の一つが、ハイリゲンシュタッです。

ここにはベートーベンの散歩道ハイリゲンシュタット遺書の家ベートーベンの銅像、ベートーベンが住んだ家など、ゆかりの地が目白押し。

また、展望台や散策途中に見える景色もすばらしく、のどかで雰囲気が良いのでぜひ足を延ばしてみてください。

いくつか行き方がありますが、Cocoruu達のルートを紹介しつつ、観光場所を説明すると…。

ウイーン中心部から、Uバーン(地下鉄)のU4ライン終点のハイリゲンシュタット(Heiligenstadt)下車。

駅前から38Aのバス(※38Aのバスは終点がいくつかあるので注意。乗り継ぎは可能なので、最新情報はよくご確認ください。)に乗り、カーレンベルク(Kahlenberg)で下車。徒歩でウィーンの森の北にある、カーレンベルク展望台へ。

ここからは、ドナウ川、ウィーン中心部が良く見えます。残念ながら、Cocoruuたちが着いたときは、かすんでいて、ちょっと見えづらかったです。

途中に教会や、カーレンベルク墓地を通っていきます。こちらの石像も途中で撮影したものです。
ブドウ畑を下り、ベートーベンの銅像(胸像)に向かいます。

結構歩きますが、ブドウ畑や畑の間に点在する家々など、歩きながら、絵になる風景を楽しめるので、苦にならないと思いますよ。
オーストリアに限らず、ヨーロッパではたまにワイン用のブドウを見かけます。
日本の食用のブドウは、品種にもよるでしょうが、添え木をつたって横にのびるものが多いですが、ワイン用のブドウは、上にのび、こじんまりしています。その形が、Cocoruuは好きです。

こんなに近くでワイン用のブドウをみたのは、このときが初めてだったので、すっかり気に入って、写真を数枚も撮ってしまいました。
ちょっと色が変わり始めているものなどは、いろんな色が混じって、とってもカラフルです!!

ベートーベンの胸像は、ベートーベン・ルーエにあります。
ここに続いているのが、小川に沿ったベートーベンの散歩道(Beethovengang) です。

このあたりはとても雰囲気がよい、すてきな道がつづいています。

小川沿いではないですが、写真もこの周辺で撮ったものです。
ベートーベンの散歩道では、『田園』の構想が練られたといわれています。

どんな曲にするかイメージをふくらませながら、この辺りをベートーベンが歩いたと思うと、ちょっとドキドキ、ワクワクしませんか?

散歩道から南に600m位歩くと、ハイリゲンシュタット遺書の家があります。
ここには、ベートーベンが、聴覚が日ごとに悪化していくことに対する絶望などを、弟のヨハンにつづった手紙などが展示されています。

今回紹介したのは、まず展望台に行き、そこから景色を楽しみつつ下って行き、ベートーベンゆかりの地を訪れるルートですが、お時間がない、長時間の歩きが辛いなどで、一部だけご覧になる場合は、

ハイリゲンシュタット遺書の家→Uバーンのハイリゲンシュタット駅から38Aのバスで5つ目の停留所Armbrustergasse下車、徒歩5分。

ベートーベンの散歩道→中心部より路面電車のD番に乗り、終点のNußdorfBeethovengangで下車。Beethovengangという標識に沿い、シュライバーバッハという小川沿いの道を進みます。(ここからハイリゲンシュタット遺書の家まで行くには、ゆっくり歩くと1時間かかります。)

ちなみにCocoruuたちは知らなかったので、スカートをはいていったのですが、オーストリアなどの草むらに生息するダニに刺されると、脳炎に感染する危険があるそうです。森に行くときは、長袖、長ズボンなど、肌の露出の少ない服装で、遊歩道をはずれた草むらなどに入らないように気を付けてください。

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