ヨーロッパには庭園の美しい宮殿はたくさんありますが、ミラベル庭園もその一つ。
ミラベル宮殿の前に広がる、噴水、通路の両側に広がる手入れされた庭とのバランスがとてもすてきです。映画サウンド・オブ・ミュージックにも登場するこの美しい庭。
時期によって多少植えられている花は違うようですが、赤や黄、ピンクなど、カラフルで可愛らしい感じのイメージはミラベル庭園の特長だと思います。花と緑色の芝生とのマッチングもいい感じです。
ミラベル庭園からモーツァルト生家に向かう途中、旧市街にあるゲトライデガッセ(Getreidegasse)という通りを通ります。この辺りは旧市街の繁華街ですが、通りにある看板がとてもおしゃれです。音楽の都にふさわしいですね。
ドイツを含めヨーロッパの旧市街では、このようなおしゃれな鉄細工の看板を見かけますが、よく見ると国によって、お店によって、様々に違うので、看板を見ながら歩くだけでも楽しめると思います。
モーツァルトゆかりの地の中でも、とくにモーツァルトの生家(ゲトライデガッセ9番地にある)は必見です。壁が黄色で目立つのですぐわかります。
モーツァルトが誕生した4階(出生の部屋)から展示を見るようになっています。
なんと5歳半で書いた譜面や、子供のころ使ったヴァイオリン、演奏用のヴィオラ、ヴァイオリン、『魔笛』を作曲したクラヴィコード(下図。14世紀頃発明された鍵盤楽器。鍵盤をたたくと、その先にある金属片が弦にあたって音がでる。)もあり、充実した展示内容です。
肖像画、手紙なども展示されています。
モーツァルトファンはもちろん、あまり詳しくない人が見ても、ぐっと迫ってくるものがあると思います。ザルツブルクに来たなら、ぜひ入場観光しましょう!
ホーエンザルツブルク城塞へは、ケーブルカーを利用することが出来ます。(徒歩ではのぼりで40分くらいかかります。ちょっとかすみがかかっていたのですが、写真左上に見えています。)
城塞は1077年に作られ始め、17世紀に現在のような形になりました。城砦内部はガイドツアーでまわるそうです。城塞博物館、ライナー博物館もあります。
Cocoruuたちは、城塞へは行っていませんが、ツアーの自由行動中に、城塞への道を途中までのぼり、街を上から見わたしました。
モーツァルト広場の近くではこんな演奏も行われていました。ストリート演奏はどこでも聴けると言っても、この地ザルツブルクで聴くとまた格別です。
写真はモーツァルト広場に立つ、モーツァルト像です。(写真左下に写っているのは、床に埋め込まれた世界遺産のプレートです。)
旧市街東側の中心にある大聖堂(Dom)は、8世紀に建てられた後、17世紀にはバロック様式で建て直されたものです。モーツァルトがここでオルガン奏者をつとめたこともあるそうです。
ザルツブルクの街の主な見どころは、歩いてまわれるので、あちこち散策すると発見があって面白いと思います。
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